褒める効果
脳には大切なものが足りない・・・
あなたはこんな話を聞いたことがあるでしょうか?
『ある会社に二人の対照的な同期がいました。
Aさんは、ちょっとイケ面でバリバリの営業マン。Bさんは、目立たないけど、いつもニコニコ。
Aさんは、仕事帰りにいつも居酒屋へ行き、お酒を飲みながら、お客さん、上司の悪口、不平、不満
を言っていました。
Bさんは、相手のちょっといいところを探すのが上手くて、いつも褒めていました。
数年後、ちょっとイケ面のAさんはその面影はなく、悪口を言ってた上司にそっくりに!
いつも相手のいいところを褒めていたBさんは、人望のある素敵な上司に出世!』
このような話はあなたも聞いたことがあるかもしれません。
あるいは身近にこんな人がいるかもしれませんね。
よく、『人を褒めましょう』と言われますが、実際、人を褒めた時に一番喜ぶのは自分の脳なのです。
Bさんのようにいつも『○○さん、今日も素敵ですね~』等。
その言葉は、実は相手にはなく自分の脳に届きます。
相手を褒める度にBさんの脳は、『私ってそんなに素敵なの?』 と、喜び
もっとそうしてあげましょう!と、囁いてくれ、ドンドン素敵に輝きます。
逆にいつも悪口を言ってたAさんの脳は『私ってそんなに嫌な人なの?』 と
ドンドンそのようになっていくのです。
つまり、『どんなことであっても、言葉にして出した言葉は、全てそれを発した人に戻ってくる』
ということです。
たとえそれが、『良い言葉、褒め言葉』であっても、
『悪い言葉、悪口』であっても。
さて冒頭に言った『脳に足りないモノ』 は一体なんでしょうか?
それは『主語』です。
脳には主語がなく、誰かほかの人に向かっていった言葉は
すべて自分自身に帰ってきます。
『口癖』にしている言葉が人生を創り、『口癖』通りの人生を送っている。
自分の脳を味方につけるためにも、周りの方のいい所を積極的に褒めてみてはいかがでしょうか?
人気者になれると思いますよ
そうそう、大事なことをいい忘れました。
『褒められた人はどうなるの?』 と心配されたと思います。
褒めた人は100%『脳さん』 は受け取りますが、褒められた人は約30%脳に届くそうです。
もしあなたが褒められたら『脳さん』 をよりワクワクするには、褒めてくれた人へ
『あなたもとても素敵ですよ!』 と、褒め返しすることなんですね
素敵だな~と感じたことは恥ずかしがらずにドンドン口に出しましょうよ
すると、あなたの周りはハッピーな人だらけになるかもしれませんね